
蝉の声も徐々に遠のき、朝夕は涼しい風を感じられるようになってきました。

秋の訪れが待ち遠しい8月の末に5階フロアは夏祭りを開催いたしました。

今回はその様子をご紹介いたします。




今回はリビングフロアを遊技ごとにエリア分けをして、利用者様に順番に回って頂く形で行いました。

射的コーナーでは並べられた的に狙いを定めて、おもちゃの銃を撃って頂きました。

倒した的の合計得点で、貰える景品がありましたので皆さん意欲的に狙っておられました。

高得点が倒れると、歓声が上がるほどの盛り上がり様でした。

他に輪投げコーナーも設置しており、各利用者様に合わせた距離で楽しんで頂きました。

輪投げはリハビリなどにも活用されており、慣れた利用者様は狙って得点を重ね、職員に「上手いもんでしょ♪」と、得意げに話をされ、楽しんでゲームに参加して頂けました。



お祭りの後半は全員でビンゴ大会を行いました。

景品を準備させていただいていることをお伝えすると、皆さんの熱気がさらに高まりました。

数字を職員が読み上げ、手元のカードに数字あった時「あった!あった!」という声や、無かった時の「あぁ〜」というため息がその熱量を物語っていたように思います。

聞き取った数字と、手元の数字を認識してカードを折る作業も、リハビリの一環として、楽しみながら行って頂けました。

ビンゴが完成した時の拍手と、利用者様の喜びの声が聞けたことがとても嬉しかったです。

普段のレクリエーションにはあまり興味を示さない利用者様も、今回の夏祭りにはゲームに参加されて一緒に楽しんで頂く事が出来ました

利用者様が楽しんでおられる様子や、笑顔を見ると職員も嬉しくなり「次はどんなことを企画しようか」と、さらに意欲的になります。

利用者様に喜んでいただけることで、とても良い循環がフロア内で生まれいることを実感した夏祭りでした。

今後も職員一同、利用者様方に喜んでいただけるように心掛けながら、毎日のケアに取り組んでいきたいと思います。

ありがとうございました。
