
リハビリスタッフです!

日ごとに暑くなっていきますが、ロココリハでは暑さに負けずリハビリを頑張っています!!

それでは夏らしいリハビリのご紹介をさせて頂きますね!

ロココリハには、4階に広々としたベランダがあります。

4Fフロア職員と一緒にお花を育てていますが、今年はリハビリでも園芸活動(夏野菜)を実施しています。

キュウリ、ミニトマトの種植えから始めました。

卵のパックに土を入れ、小さな温室を作成し、そこに種を植えて発芽させます。

卵のパックなら机の上でも作業ができるため車椅子の方にも種を植えて頂きました。


約3〜4日で芽が出てきました!

芽がパックからはみ出してきたので、鉢の方へ植え替えします。

雨の日が続きましたが、小さな鉢なら屋内でも作業ができます。

しゃがむことが出来る方には、プランターへ直接植え替えして頂きました。

しゃがむ姿勢は膝や腰が痛いとなかなか難しい姿勢ですが、痛みが無い方に楽しんで土を触って頂きました。

手や足の運動にもなります。

日頃の日課として水遣りも行っています。

座位を保ちながら鉢の一つ一つに丁寧に水遣りされていました。

日頃触ることのない土や外の空気、太陽を浴びることによってさまざまな五感が刺激されます。

時には苗を囲んで歌ったり、「きゅりがなったらどないして食べよ?」「やっぱり塩もみかな〜」などお話が弾みます。

外の空気を吸いながらお喋りするのは気分転換にもなりますね。昔お料理していた頃の記憶などが想起され、夢は膨らむばかりです!

そして種植えから約1ヶ月・・・初めてのお花が咲きました。

花の下には小さなきゅうりが!!

きゅうりの葉が大きくなり、どんどん育っていく様子を皆様楽しみにされています。

園芸活動は身体的にも精神的にも、また心身機能の幅広い方に介入できる作業ではないかと思います。

このキュウリが大きくなったころにはどんなリハビリをしようかな?・・・と今度はリハビリスタッフの夢が膨らむのでした〜
